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中華民国童軍総会(ちゆうかみんこくどうぐんそうかい、) は、中華民国(台湾)におけるスカウト運動の全国組織である。世界スカウト機構に加盟している。2011年現在、加盟員数は49457人〔"Triennal review: Census as at 1 December 2010" (PDF). 〕。 == 歴史 == === 1949年以前 === 中華民国の成立ののち、1912年2月25日に嚴家麟が武漢の文華大学において中国で最初のスカウト隊を結成した〔趙守博 我們是中華民國童軍──談我國童軍名稱及相關問題~童軍筆記之十八 中華民國童軍. 2009年11月5日〕。以降、スカウティングは中国全土に急速に広まっていった。〔"SCOUTING IN CHINA-SCOUTS OF CHINA" . 〕1913年、上海において上海中華童子軍協會(上海中華童子軍協會)が結成され、「中華童子軍」の名でスカウティングを推進することが決定された。1915年に上海でラリーが開かれ、その中でスカウト教育の重要性から全国的なスカウティング組織を結成する方針が定められた。1930年に二度のジャンボリーが南京で開催され、それぞれ3573人、13268人が参加した。 1934年、張忠仁の提案により首都南京において中華全国童子軍協会(中華全國童子軍協會)が正式に設立され、1937年にボーイスカウト国際事務局に登録した〔WOSM (1990). 〕〔Michel, Rudi; Reinhard Schmoeckel; Hans Gerhard Rumpf (1963). 〕 。1937年から1945年にかけての日中戦争においては、多くのスカウトが従軍した。 1942年2月25日、童軍総会の名誉会議は、嚴家麟に中華民国童軍創始者の称号を授与し、同時に2月25日を中華民国童軍創始紀念日とすることを決定した。。 1941年には570000人もの加盟員を誇ったが〔"SCOUTING IN CHINA-SCOUTS OF CHINA" . 〕 、国共内戦の結果として1949年にはスカウティングは中国本土から姿を消すこととなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中華民国童軍総会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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