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中華民国維新政府 : ウィキペディア日本語版
中華民国維新政府[ちゅうかみんこくいしんせいふ]

中華民国維新政府(ちゅうかみんこくいしんせいふ)は、1938年3月28日南京で成立し、江蘇省浙江省安徽省の三省と、南京及び上海の両直轄市を統括していた政権。
北洋軍閥系の要人であった梁鴻志が行政院院長として政権のトップにあった。日本中支那派遣軍日中戦争時に樹立した地方傀儡政権である。
国旗には、中華民国の旧国旗である五色旗が使用されていた。他に「和平建國」の字の入った旗があったという。また、独自の通貨として華興商業銀行券(華興券)を発行し、支配地域で流通させた。

== 歴史 ==
日本政府は、中華民国維新政府はあくまでも地方政権であるとし、華北の中華民国臨時政府を中央政権とする合併統一を速やかに促すという立場を取っていた。1940年南京汪兆銘南京国民政府を樹立すると、維新政府は臨時政府と共に3月29日に南京国民政府へと編入された。
梁鴻志は南京国民政府でも要職を歴任したが、戦後蒋介石漢奸として捕らえられ1946年11月10日に死刑となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中華民国維新政府」の詳細全文を読む



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