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中華民国行政院海岸巡防署 : ウィキペディア日本語版 | 中華民国行政院海岸巡防署[かいがんじゅんぼうしょ]
海岸巡防署(かいがんじゅんぼうしょ)は、中華民国(台湾)の行政院に属する海上警察に関する業務全般を担当する省庁。いわゆる諸外国で言う沿岸警備隊であり、日本の海上保安庁に相当する。 == 沿革 == 台湾での海上警備業務は長期に亘り内政部警政署水上警察局、国防部海防司令部、財政部関税総局などがそれぞれ担当し、権限の分散による実務上の弊害が目立つようになった。国家安全会議は1999年3月18日に専門の海上警察機構の設立を提案した。行政院での研究討議や準備委員会設置を経て、2000年1月28日、「海岸巡防署」が正式に成立した。 近年では所属船舶に”R.O.C.”の下に”TAIWAN COAST GUARD”のロゴを標記するようになっている。ただし、これは自国での正式名称まで「台灣海岸警衛隊」若しくは「台灣海岸警備隊」〔台湾では、日本語で「沿岸警備隊」、英語で”coast guard”と表記する組織を「海岸警衛隊」若しくは「海岸警備隊」と表記する。〕に変わったという訳ではない。外国人には、漢字のみの表記では分からない事や、台湾の正式名称の英語表記”Republic of China”では中国と紛らわしいためである〔似た事例として、日本の海上保安庁が所属船舶に”Japan Coast Guard”というロゴを入れるようになった事が挙げられる。海上保安庁の英称は2000年まで”Maritime Safety Agency of Japan”であったが、所属船にこれを船体標記した例は無く、また”Japan Coast Guard”の英称変更後も日本語の名称はそのままである〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中華民国行政院海岸巡防署」の詳細全文を読む
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