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『文中子 中説』(ぶんちゅうし ちゅうせつ)は、中国・隋代の儒学者である王通と、その門弟子たちとの対話を記録したとされる書物である。10巻。 各巻が、 # 王道 # 天地 # 事君 # 周公 # 問易 # 礼楽 # 述史 # 魏相 # 立命 # 関朗 の各編に相当する。 本書は、孔子の門下、孔門における『論語』に擬えて蒐集記録されたものである。11世紀初頭、北宋の阮逸の手になる注が施され、王通の門人である杜淹の撰とされる『文中子世家』を附している。 ただ、通行本には、時代錯誤に当たる記述が見られるなど、問題が多く、阮逸撰述説まで現れるに至った〔森「文中子」『アジア歴史事典』8巻、195頁〕。しかしながら、王通は実在の人物であり、本書は『新唐書』「芸文志」に、全5巻として著録されている〔。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文中子中説」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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