|
中谷 巳次郎(なかや みじろう、- 1936年)は、大分県由布市の由布院温泉で油屋熊八とともに旅館亀の井別荘を開いた実業家。 == 概要 == 加賀国(現在の石川県)出身。実家は裕福な十村庄屋の家筋であったが、巳次郎は資産を蕩尽した挙げ句、別府市に流れ着く。そこで、別府に亀の井旅館(現在の別府亀の井ホテル)を開き、別府温泉の観光開発に尽力した油屋熊八に出会い、1922年(大正11年)、熊八とともに賓客をもてなすための別荘を由布院温泉に開き、その管理に当たった。これが、今日の亀の井別荘の礎である。 1924年(大正13年)には、由布院を訪れた林学者の本多静六の講演を聴き、由布院をドイツに倣った滞在型保養温泉とすることを目指した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中谷巳次郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|