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中距離電車[ちゅうきょりでんしゃ] 中距離電車(ちゅうきょりでんしゃ)または、中距離列車とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)東京地区の電車特定区間を越えて運転される普通・快速列車を指す用語である。「中電(ちゅうでん)」と略されることもある。 ただし、首都圏のJRの電車特定区間では、運転系統を指す路線名か快速列車として案内されるため、実際に「中距離電車」の案内が行われることはない。 JRの公表資料では、常磐線東京口の列車に用いられる程度である〔例えば、 東日本旅客鉄道、プレスリリース、2006年〕。 == 車両 == 国鉄時代から電車特定区間を越えて運転される電車には、両開き扉を車両の両側3か所に配置し・セミクロスシートを備える、いわゆる近郊形車両が投入されてきた。 代表的な車両形式は、東海道本線等の直流区間で使用された国鉄113系電車、国鉄115系電車と、常磐線の交流区間まで乗り入れるため使用された国鉄415系電車である。なお、JR東日本ではE231系で初めて普通列車用電車の区分において通勤形と近郊形の形式上の区別を廃止し〔 - 東日本旅客鉄道〕、首都圏向けにおいてはドア数も4扉に統一するとともに「一般形電車」として形式・区分を統一したが〔イカロス出版『E231/E233 Hyper Detail』p.108〕〔交友社『鉄道ファン』No.539 p.36〕〔鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.403 p.72〕〔鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.492 p.33〕〔鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.517 p.46〕〔鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』No.547 p.22〕、E231系とE233系では通勤タイプと近郊タイプがあり、運用上の区別がされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中距離電車」の詳細全文を読む
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