|
中野の都こんぶ(なかののみやここんぶ)は、中野物産から発売されている昆布菓子である。 柔らかく、独特の甘みを持つが原料として使用され〔都こんぶQ&A (2012年3月閲覧)〕〔初見『まだある。 今でも買える"懐かしの昭和"カタログ 駄菓子編』、13頁〕、酢と甘味料によって味付けされている。商品名は、中野物産の創業者であり都こんぶの開発者でもある中野正一の出身地である京都にちなんで命名された〔〔初見『まだある。 今でも買える"懐かしの昭和"カタログ 駄菓子編』、12頁〕。 == 概要 == === 製法 === 都こんぶは、大阪府貝塚市の二色の浜工場で製造されている。 都こんぶに使用される真こんぶは、発売当初から函館沿岸で養殖された昆布のみを使用している〔〔串間『ザ・駄菓子百科事典』、165頁〕〔Vol.016 都こんぶ (2012年3月閲覧)〕〔発売初期は本来捨てる部分だった昆布の切れ端を、昆布問屋から安価で入荷し、製品の原料としていた。都こんぶの出荷量の増加に伴って、原料の確保と質の向上のため、中野物産は昆布そのものを入荷するようになった。(串間『ザ・駄菓子百科事典』、162,168頁)〕。 工場に入荷された昆布は酢と調味液に漬けられ(荒漬けと上漬け)、荒漬けと上漬けの工程の間で、作業員によって昆布の大きさが一定の形に揃えられる。上漬けの後、裁断された昆布にはアミノ酸に由来する甘味料を含んだ白い粉がまぶされ、機械でのプレスと裁断を経て、都こんぶは梱包される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中野の都こんぶ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|