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中野サンプラザ(なかのサンプラザ、英称:)は、東京都中野区にある宿泊・音楽などの複合施設で、特にコンサート会場として、またアイドルの「聖地」として有名である。 == 沿革 == 1973年(昭和48年)6月1日開業。旧労働省所管の特殊法人であった 雇用促進事業団によって、雇用保険法に基づく勤労者福祉施設として建設された。正式名称は全国勤労青少年会館であった。かつては、雇用推進事業を柱とする若者の職業相談を担当する「サンプラザ相談センター」が開設され、若者の就業相談を請け負っていたが2003年(平成15年)に閉鎖された。その他、図書室などを併設していたが、民営化に伴い閉鎖された。 若者文化の発信地として、日比谷野外音楽堂や日本武道館とも並び人気があったが、公益事業ということもあり営利を求めるものではなかったことと、収益の見込める施設であったため、民間への譲渡が求められるようになった。 そのため、勤労者福祉施設の廃止への流れに伴い売却が決定され、地元の中野区と金融機関・企業等が出資して設立された所有会社「株式会社まちづくり中野21」に52億9987万円で売却された。同時に設立された「株式会社中野サンプラザ」が2004年(平成16年)12月より運営を開始し、文化複合施設としてホテル・結婚式会場の運営、カルチャーセンターの開催、スポーツ施設の運営などを行っている。コンサート会場・大規模イベントホールとしての利用もされている。 2012年6月29日、中野区都市政策推進室の見解として隣接する中野区役所との一体再開発のため、2018年以降に中野サンプラザを取り壊す方針であることが報じられた。2014年6月27日にもJR東日本などと共同で駅ビルなどを整備の為、2020年から2024年をめどに区役所と揃って当施設を解体する計画が進んでいる事が報じられた。解体後は、最大1万人収容のアリーナを備えた集客施設を設け、オフィスやホテル、マンションが入る複合施設も整備される予定〔朝日新聞2016年3月23日付29面〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中野サンプラザ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nakano Sun Plaza 」があります。 スポンサード リンク
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