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中野与吉郎[なかの よきちろう] 中野 与吉郎(なかの よきちろう、1894年(明治27年)8月〔『新編日本の歴代知事』621頁。〕 - 没年不明)は、日本の内務・警察官僚。官選県知事。旧姓・住田〔〔。 ==経歴== 滋賀県出身〔『福井県大百科事典』670頁。〕。第三高等学校を卒業。1919年10月、文官高等試験行政科試験に合格。1920年、東京帝国大学法科大学を卒業。内務省に入省し大阪府属兼大阪府警部となる〔〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』224頁。〕。 以後、島根県書記官・学務部長、群馬県書記官・警察部長、福井県書記官・警察部長、宮城県書記官・警察部長、内務書記官兼警察講習所教授、警保局警務課長、神奈川県書記官・総務部長、内務省土木局河川課長などを歴任〔〔。 1937年11月、福井県知事に就任。戦時体制の整備、結核撲滅に尽力。1939年4月、内務省神社局長兼造神宮副使に転じた〔〔『新編日本の歴代知事』480頁。〕。1940年4月、三重県知事に就任。戦時体制の整備のため、県庁の機構改革、青年学校の振興などを推進した〔。1942年10月、知事を依願免本官となり退官〔『官報』第4725号、昭和17年10月8日。〕。その後、大阪府食糧営団理事長を務めた〔『人事興信録』第14版 下、ナ73頁。〕。 戦後、公職追放となる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中野与吉郎」の詳細全文を読む
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