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中野逍遥 : ウィキペディア日本語版
中野逍遙[なかの しょうよう]
中野 逍遥(なかの しょうよう、慶応3年2月11日1867年3月16日) - 明治27年(1894年11月16日)は日本の漢詩人。本名は重太郎。字(あざな)は威卿。別号に狂骨子など。
== 略歴 ==
伊予国賀古町(現・愛媛県宇和島市)に生まれる。南予中学、大学予備門(後の一高)より東京大学漢文科に進学。大学同窓に夏目漱石正岡子規らがいた。明治27年(1894年)、同科第一回の卒業生となる。つづいて研究科に残ったが、同年秋、急性肺炎で病没。享年28。
その死を惜しんだ宮本正貫・小柳司気太らが中学・大学時代10年間の漢詩等を集め、一周忌に「逍遥遺稿」正・外の二編を出版した。制約の多い漢詩に恋愛感情を自由奔放に歌いこむ詩風は、島崎藤村吉井勇らにも影響を与えている。
宇和島市の和霊公園に、下記の詩の碑がある。なお忌日は川崎宏によって「山茶花忌」と命名された。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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