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搾取[さくしゅ]
搾取(さくしゅ)とは、第一義的には動物の乳や草木、果実の汁などをしぼりとることを意味する言葉である。しかしその意味から転じて第二義的に、「中間搾取」などの慣用的な例に見られるように、他人に帰属すべき利得を不正に取得することや、他人を使役して不当な利益を得ることを表すためにも日常的に用いられる。 政治学・経済学における「搾取」は上記の第二義に近い意味で用いられる言葉であり、他人の労働の成果を無償で取得することを指す術語となっている。以下本項目においては、主にマルクス主義における用法を説明する。 == マルクス主義における用法 == マルクス経済学では、生産手段をもたない生産階級(労働者など)が生産する労働生産物(商品やサービスなど)のうち、その生産者が社会的に生存していくのに必要な労働生産物以上の生産物(剰余生産物やサービスの一部)を、生産手段を所有する非生産階級(資本家など)が無償で取得することを指して搾取と呼ぶ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「搾取」の詳細全文を読む
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