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中院流(ちゅういんりゅう)は、真言宗(東密)の事相(じそう)の法流の一つ。明算(めいざん)(中院阿闍梨)(1021~1106)が派祖。小野流系の法流。高野山に伝わる代表的な事相の法流であるが野澤根本十二流には入っていない。 真言宗における事相の意義に関しては、真言宗を参照のこと。 == 由来 == 明算は高野山定誉(祈親上人・持経上人)のもとに高野山の復興のために尽力した。定誉滅後に小野流の成尊より受伝した。高野山の中院(弘法大師御住坊)に住して、空海(弘法大師)より真然に相承(受け継がれた)された秘訣(修法の方法や修法に関する決まりごとなど)に精通していたため、多くの僧侶が事相などの修学のために明算のもとを訪れたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中院流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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