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中願寺雄吉 : ウィキペディア日本語版
中願寺雄吉[ちゅうがんじ ゆうきち]

中願寺 雄吉(ちゅうがんじ ゆうきち、1889年(明治22年)3月23日 - 2003年(平成15年)9月28日)は、2002年12月から2003年9月まで長寿世界一だった福岡県小郡市在住の男性。ただし、生前は後述のとおり長寿世界一とは見做されず、世界第2位であるとされていた。
福岡県旧筑紫郡筑紫村(現筑紫野市)生まれ。大正3年(1914年)に結婚(妻:中願寺シカ)。旧三井郡三国村(現小郡市)へ移り、養蚕指導員や銀行員を務めた。4男1女の子供に恵まれ、戦後は民生委員などを務めた。
1973年に妻が死去。2000年1月18日に男性長寿日本一となり、2002年1月3日には男性長寿世界一、また同日には男女を合わせての長寿日本一に、2002年12月29日には長寿世界一となった。日本人が長寿世界一となったのは1976年に死去した河本にわ以来26年ぶりであった。ただし、生前は本郷かまとが長寿世界一と認定されていたため、中願寺は本郷に次ぐ世界第2位とされていた。当時は男女ともに長寿世界一に日本人がなったとして話題になったが、ギネスブックは本郷の生年記録に疑義があるとして2012年9月にその記録を取り消している。
確実な記録のある日本人男性では初めて113歳と114歳の誕生日を迎えた人物でもあった。2003年9月、老衰のため死去。114歳189日。これは当時の男性の歴代日本最高齢記録であったが、当時は120歳(実際は105歳)とされた泉重千代の記録が認められていたため、歴代男性日本最高齢とは認識されておらず第2位と扱われていた。
== 出典 ==











抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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