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「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争。(まるやままさおをひっぱたきたい さんじゅういっさいふりいたあ きぼうはせんそう)とは、赤木智弘によって著された論文の名称である。論座2007年1月号に掲載され、当時の話題を呼んだり様々な識者によって評された。この論文は2007年10月に出版された「若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か ISBN 978-4902465129」に収録されている。 これは当時に非正規雇用であった赤木智弘によって著された、その立場からによる社会論である。この論文では著者は日本が戦争をするということを希望しているということである。というのは現代の社会というのは地位が固定されており、戦争が勃発したならばこの固定された地位が流動化すると考えたからである。これは著者の属している非正規雇用という下の地位に就いたならば、地位が固定された現代では上の身分に上がることが不可能であり、戦争が起きたならば自身が上の身分に上がれる可能性が出てくると考えたからである。丸山眞男をひっぱたきたいというタイトルは、当時の社会学者であり東京大学卒の丸山眞男が、軍国主義の日本を批判したということから政府に嫌われ徴兵され二等兵という軍隊では最も低い階級に置かれて、当時の中学校も出ていない上級兵にいじめられていたから付けられたということである。戦争が始まったならば貧困に置かれている自身が兵士となり、後輩として入ってくる丸山眞男のような政府に嫌われたがために二等兵とされた高学歴の部下をひっぱたきたいがためである。 == 外部リンク == *あなたは「丸山眞男」をひっぱたきたい? - 47NEWS(よんななニュース) *全文表示 | 「老人党」と「若者党」 こうなれば分かりやすい(インタビュー「若者を棄てない政治」第3回/フリーライター・赤木智弘さん) : J-CASTニュース *ちきりん×赤木智弘の“ちゃかす”が正義(1):新聞が「若者は不幸である」と報じない理由 (1/4) - Business Media 誠 *第1回 絶望的“富のかすめ取り”社会の到来(1/2):株/FX・投資と経済がよくわかるMONEYzine *丸山眞男をひっぱってきたい ―丸山眞男生誕100年― (1/2) *【噴水台】戦争が若者たちの希望だって? | Joongang Ilbo | 中央日報 *プレカリアートの希望は戦争に非ず─赤木智弘批判(攝津正) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争。」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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