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翼(つばさ)は、鳥や航空機などの飛翔体が備え、空気中での飛行のために使用される構造。さらに広義の用法もある。文脈によっては「ヨク」とも読む。 ==語彙== ===「つばさ」と「はね」=== 日本語では、「鳥の翼」()を表す言葉には「つばさ(翼)」「はね(羽)」の2語があり、いずれも万葉集より用例がある。 「つばさ」がもっぱら「鳥の翼」の意味であったのに対し、「はね」はより広い語義をもち、「昆虫の翅」を指すのにも用いられる〔学術的には「翅」と書いて「し」と読む。ただし「翅」は当用漢字外なので、分かりにくいがひらがなに開く場合もある。「半し類」など。〕。さらに、「矢羽根」「赤い羽根」「羽根ペン」というように、「羽根」と書けば の意味になる。英単語 feather 「羽根」がギリシア語 pteron〔語根として helicopter 「ヘリコプター」、pterosaur 「翼竜」などに含まれている。〕 「翼」と同じ語源をもち、古くは複数形で「翼」を意味したことからも分かるように、「翼」と「羽根」とは互いに距離の近い概念であると言えよう。 漢字「羽」は羽根2枚、または双翼を並べた象形字、「翼」はそれに音符を加えたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「翼」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wing 」があります。 スポンサード リンク
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