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関係調(かんけいちょう、)とは、音楽理論用語のひとつで、ある調から「特に近い」と感じられる調性感をもつ、幾つかの調のこと〔yamaha music medica corporation 編纂『音楽用語辞典』〕〔「関係調」という用語は、「関係のある調」「関係の近い調」という意味の用語。「調・関係」「調と調の関係」(relation between two keys) とは概念が異なっている。〕。近親調とも呼ばれる〔。 なお、関係調以外の調を「遠隔調」という〔。 古典派の後では、遠隔調への転調も頻繁に行われるようになった。 == 概説 == 関係調(近親調)とは、ある調を基準にした時に、その調から「特に近い」と感じられる調性感をもつ、幾つかの調のことである。この基準となる調を主調(しゅちょう)または基調(きちょう)と呼ぶ〔。 主調と関係調との間には何らかの共通性がみられるので、転調等もスムーズに行われる〔(転調をしても、聞き手の感覚としても比較的違和感が少ない、ということ)。 (同主調を除けば)関係調同士の相互関係は、五度圏上、主調を中心とした扇形の関係図にまとめることができる〔(この記事の末尾に「調の五度圏」という図で掲載)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関係調」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Relative key 」があります。 スポンサード リンク
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