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主電動機(しゅでんどうき)は、電車や電気機関車などの走行のための動力を生ずる電動機(モーター)である。ほとんどの場合台車内部におかれ、歯車を用いた駆動装置によって輪軸に回転を伝達する。 ==概要== 電車等の電動機には電動発電機(MG)などに用いられるものもあるが、走行用のものを特に主電動機と称する。加速などの際には印加電圧などを主制御器などの制御装置から制御される。また発電ブレーキ、回生ブレーキなどの際には、発電機として作用させられて走行エネルギーを電力に代える場合もある。 主電動機の特性としては、次のようなことが望ましい。 *特に起動時および低速でトルクが大きいこと。最もトルクが必要なのは起動時であるため高速域より重要。 *幅広い速度域で性能を発揮でき、速度(=回転数)の制御が容易であること。 *起動時や大負荷時に過大な電力を必要としないこと。 また電車などの主電動機は床下の台車に取り付けられることから、床下の高さや軌間によって大きさが制約されるので、なるべく小型で大きな出力やトルクが得られることが望ましい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「主電動機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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