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乃美宗勝[うら むねかつ]
乃美 宗勝(のみ むねかつ)は、戦国時代の武将。毛利氏・小早川氏の家臣。安芸の国人領主で、居城は忠海賀儀城(ただのうみ かぎじょう)。沼田小早川氏の庶流浦氏の当主であり、名は浦 宗勝(うら むねかつ)とも言う。通称は兵部丞。 == 生涯 ==
=== 村上水軍調略と厳島の戦い === 大永7年(1527年)、乃美賢勝の子として生まれる。父は浦元安の養子であったが、元は小早川敬平の弟・是景から始まる乃美氏で乃美弘平の弟にあたり、その為、宗勝は乃美性を名乗った。同じ乃美氏の乃美隆興は従兄。小早川氏の家督を継承した小早川隆景に仕えた。天文24年(1555年)の厳島の戦いでは自身の血縁関係もあり(村上吉充、村上武吉とは血縁)、村上水軍を味方に引き入れるべく交渉し、毛利元就の「一日だけ軍船をお借りしたい」との言葉を伝えたとされる。村上通康らは決断を下し、宗勝は村上水軍を味方に引き入れ、厳島の戦いの勝利、そして陶晴賢の自害に一役も二役も買うこととなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乃美宗勝」の詳細全文を読む
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