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久しぶりに俺は泣いたんだ : ウィキペディア日本語版
久しぶりに俺は泣いたんだ[ひさしぶりにおれはないたんだ]

久しぶりに俺は泣いたんだ」(ひさしぶりにおれはないたんだ)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛の13枚目のシングル曲である。
1985年3月30日東芝EMIのエキスプレスレーベルよりリリースされた。
== 解説 ==

*少年と大人の狭間でもがき苦しんでいる自分を、遠く離れた恋人に想いを寄せる歌詞に置き換えて表現している。現実に縛られ大人になりつつある自分が嫌になり、夢だけ見ていられたあの頃に戻りたいという表現は、次作シングル曲でもある「勇次」等でも見られる。
*このシングルバージョンでは若干荒削りな印象を受けるミックスがされているが、アルバム『HUNGRY』(1985年)にはイントロ部の4小節延長や、エレキギターやシンセサイザーが新たに追加されたリミックスバージョンで収録されている。
*当時、長渕は元々の持ち味であったフォークソングから離れ、ロックテイストを追求した楽曲を制作していた。そのため、前作に続いてロックサウンド、バンドサウンドを軸にした楽曲となっている。
*音楽性の変化に伴い、この頃からしゃがれた声が目立つようになる。トレードマークであった長髪を切り、短髪になったのもこの頃からである。また、革ジャンジーンズマイクスタンドというジャケットの構成からもロック歌手への方向転換を意識している事が窺える。この当時にはバックバンドを従えて、ロックバンド風のライブパフォーマンスを行っていた。
*長渕にとって初のPVも制作されている。内容は、口に猿轡をされ車で運ばれる長渕と、バンドメンバーとともに曲を歌う長渕の2種類の映像で構成されている。
*B面のライブ音源である「巡恋歌」は、1985年1月9日日本武道館での演奏を収録している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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