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久慈氏[くじし]
久慈氏(くじし)は、日本の氏族。摂待氏などがこの一族という。 == 出自 == 久慈氏は、以前久慈にあった氏で「陸奧安倍氏族」の系譜を引くものと、南部光行の三男を祖とする系譜や、一戸南部氏の分流などの陸奧「清和源氏、南部氏族」がある。 「清和源氏、南部氏族」の久慈氏は、近世の系譜類では南部氏の祖・源光行(南部光行)の三男で七戸氏の祖になった七戸朝清の流れとするが、異説もある。(系胤諸考所載、摂待系図、奥南旧指録など) 摂待久慈系譜の序文によると、久慈氏の始祖は南部三郎光行の弟で、小笠原四郎源光清で建久2年(1191年)12月、兄光行と共に奥州に下向、九戸郡久慈を分領して、累代南部氏の従臣となったとある〔岩手県史 第3巻 p.264 〕。 津軽家の系図では、南部久慈氏の一族大浦光信を祖として家系を開始しているが、久慈家から養子に入った大浦為信が近衛家の傍流を自称して以来、藤原氏を称している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「久慈氏」の詳細全文を読む
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