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久渡寺 : ウィキペディア日本語版
久渡寺[くどじ]

久渡寺(くどじ)は、青森県弘前市坂元に所在する真言宗智山派寺院山号は護国山。院号は観音院。等級は15等。津軽三十三観音霊場第1番札所で、最勝院や百沢寺(廃寺)、橋雲寺、国上寺とともに津軽真言五山の一つでもある。本尊円仁(慈覚大師)の作とされる聖観音。もとの最勝院末寺である。また、王志羅講(大白羅講)円山応挙作と伝わる幽霊画でも著名。
== 歴史 ==
「大日本寺院総覧」によると、久渡寺の前身は南津軽郡大鰐村阿闍羅三千坊の一つである興福寺で円智法印により小沢村(現在の弘前市小沢)に移され、小沢山観音院救度寺と改称される。後に津軽藩津軽為信により山号を護国山に改称されたとする。
「日本地名歴史大系」では開山開基不詳としながらも、「新選陸奥国志」(明治9年(1876年))や「弘藩明治一統誌」では開山を円智、中興を寛海と記しているとする。
正徳元年(1711年)の寺社領分限帳によれば、小沢村で開基されたとある。
元和5年(1619年)、2代目藩主津軽信枚より救度寺別当の円知坊に黒印寺領宛行状(現在、弘前市立博物館所蔵)が与えられて、小沢村と湯口村(現在の弘前市湯口)の2村に寺領20石が与えられる。
寛永11年(1634年)に3代目藩主津軽信義より久渡寺宛に小沢村と湯口村2村に改めて100石給する黒印寺領宛行状が与えられ、寛永21年(1644年)に藩主信義より観音院宛で50石加増の黒印知行加増状が発給される。
明治30年(1897年)頃より王志羅講(大白羅講)が始まったとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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