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久米美術館[くめびじゅつかん]
久米美術館は東京都品川区上大崎にある日本近代洋画と歴史学者久米邦武の資料を中心に集めている美術館である。 ==概要== 1982年(昭和57年)10月、目黒駅前に開館した。今から約125年前、久米桂一郎はフランスに渡りラファエル・コランに師事する。ラファエル・コランの弟子には黒田清輝もいて二人は終生の友となる。美術館では久米桂一郎の主要な作品のほかに黒田清輝やラファエル・コランの作品も所蔵する。主要な所蔵品としては久米の「林檎拾い」「秋景」「清水寺」「晩秋」「少女」黒田清輝「久米桂一郎肖像」「グレーの水車場」「画室にての久米桂太郎」「自画像」ラファエル・コラン「夏の野」などがある。 また、久米の父の歴史学者久米邦武が集めた貴重な資料も豊富にあり、美術館では絵画と、歴史資料の展示の両方があるが、その時々で展示内容が異なることがある。したがって、事前に確かめておかないと目的のものが見られない可能性もある〔オフィス・クリオ著『首都圏美術館・博物館ガイドブック』メイツ出版、p.40〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「久米美術館」の詳細全文を読む
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