翻訳と辞書
Words near each other
・ 九一式広軌牽引車
・ 九一式徹甲弾
・ 九一式戦闘機
・ 九一式手榴弾
・ 九一式欧文印字機
・ 九一式水上偵察機
・ 九一式発動機
・ 九一式車載軽機関銃
・ 九一式軽貨車
・ 九一式重戦車
九一式飛行艇
・ 九一式魚雷
・ 九一駅
・ 九丁目、泣いて笑った交差点女の中の男一匹
・ 九七司偵
・ 九七大艇
・ 九七式七粍七固定機銃
・ 九七式中戦車
・ 九七式中戦車 チハ
・ 九七式中戦車 チハ改


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

九一式飛行艇 : ウィキペディア日本語版
九一式飛行艇[きゅういちしきひこうてい]
九一式飛行艇(きゅういちしきひこうてい)は、1930年代日本海軍で輸送飛行や沿岸の哨戒に運用された飛行艇広海軍工廠(広廠)で設計・製作された。略符号は「H4H」。
== 概要 ==
一五式飛行艇および八九式飛行艇を代替する新型中型飛行艇として、広廠は1931年昭和6年)から岡村純造造兵少佐を設計主務者として高翼単葉の双発飛行艇の開発を開始し、1932年(昭和7年)に試作一号機が完成、数種類の仕様の機体が試作された後、広廠「九一式二型」水冷W型エンジン(離昇750 hp)を搭載した機体が九一式一号飛行艇(H4H1)として制式採用され、川西航空機での生産が始まり、1933年(昭和8年)から運用が開始された。
その後、尾翼などの設計を変更し、エンジンを空冷星型プラット・アンド・ホイットニー R-1690三菱ライセンス生産した「明星」に換装し出力向上させた九一式二号飛行艇(H4H2)が開発された。また、三菱がライセンス生産したイスパノ・スイザ製650 hpエンジンや中島製の「寿」(460 hp)を搭載した機体も試作された。H4H1、H4H2と合わせて47機が製造され、1930年代を通じて日中戦争などの第一線や後方での輸送・哨戒に使用されたが、旧式化に伴い1937年(昭和12年)に製造を終了した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「九一式飛行艇」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.