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九七式手榴弾[きゅうななしきてりゅうだん]
九七式手榴弾(きゅうななしきてりゅうだん)は、1937年(昭和12年・皇紀2597年)に大日本帝国陸軍(以下陸軍という)で開発された手榴弾である。 == 概要 == 九七式手榴弾の開発以前、陸軍で使用していた代表的手榴弾として九一式手榴弾が存在した。九一式手榴弾は底部に推進用の装薬室が装着され、通常の手投げから擲弾筒の利用も可能だった。しかし擲弾筒利用の目的から遅延時間は7-8秒と長く、投擲しても敵兵が投げ返してくることが多かった。 昭和12年9月15日の兵第七四八号通牒により、陸軍は擲弾筒兼用ではなく手投専用の手榴弾の開発を行った。対応を急いだことと、従来の九一式曳火手榴弾に改修を加えただけのものであることから、機能試験を実施しておらず、昭和12年10月2日には仮制式が上申されている。1937年(昭和12年)に誕生したのが九七式手榴弾である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九七式手榴弾」の詳細全文を読む
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