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九二式車載十三粍機関銃 : ウィキペディア日本語版 | 九二式車載十三粍機関砲[きゅうにしきしゃさいじゅうさんみりきかんほう]
九二式車載十三粍機関砲(きゅうにしきしゃさいじゅうさんみりきかんほう)は、大日本帝国陸軍が装甲戦闘車両に搭載した機関砲である(画像 )。 == 経緯 == 本砲は1922年(大正11年)4月10日、参第三九八号研究方針に基づき、機関砲として研究着手された。要求された項目は、高度2,000m以下を飛ぶ飛行機と、戦車に対する十分な威力、高射と平射の両方をこなせること、口径は13mm付近であること、であった。1931年(昭和6年)7月に、車載用の機関砲として研究方針が変更された。 1932年(昭和7年)2月13日、試製機関砲を富津にて射撃試験し、連射にやや円滑でない点があったが、容易に改修できるものと見込まれた。発射速度は毎分400発であった。このときの射撃の砲架には平射歩兵砲の物を使用し、十分固定することができなかったが、相当な命中率を示した。同年11月、第二回試験が富津で行われた。結果は2,000発の射撃に耐えて弾道特性に悪化は見られず、実用に達したと判定された。本砲の整備は急を要するものであり、若干の修正は必要であるものの、先ずは制式を上申することとし、1932年(昭和7年)12月27日に仮制式制定が上申された。
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