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九五式艦上戦闘機 : ウィキペディア日本語版
九五式艦上戦闘機[きゅうごしきかんじょうせんとうき]

九五式艦上戦闘機(きゅうごしきかんじょうせんとうき)は中島飛行機が設計した最後の制式艦上戦闘機であり、また日本海軍最後の複葉戦闘機である。記号はA4N
== 開発 ==
九〇式艦上戦闘機の後継機として中島と三菱が競争試作した七試艦上戦闘機が両社とも不合格となった〔七試艦戦は中島は陸軍の高翼単葉の九一式戦闘機の改造型を提出、要求性能に達せず、三菱は堀越二郎技師の低翼単葉戦闘機を試作したが、強度・操縦性に問題があり、不採用になった。〕ため、中島では独自に後継戦闘機の開発を行った。当初は九〇式艦上戦闘機3型のエンジンを寿から大馬力のに変更するだけの改良で済ます予定だったが、エンジン換装による重量増大や航続力低下に対応するために結局大幅な設計変更を行うことになった。
試作1号機は1934年(昭和9年)秋に完成したが、エンジンのトラブルや視界不良、航続力不足が指摘され、これらの改修に手間取ったため正式採用は1936年(昭和11年)1月になった。原型である九〇式艦上戦闘機と比べると機体は一回り大型で、エンジンを強化したおかげで実用上昇限度以外の性能値は向上していた。航続力不足を補うために半球式増槽を下側の翼に密着するような形で取り付けたが、これは緊急着水時には燃料を放出してフロートとして使用可能であった。なお、試作機は九〇式艦上戦闘機改と呼ばれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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