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九八式旋回機関銃 : ウィキペディア日本語版
九八式旋回機関銃[きゅうはちしきせんかいきかんじゅう]

九八式旋回機関銃は、大日本帝国陸軍軍用機に搭載された機関銃(航空機関銃)である。
== 概要 ==
九八式旋回機関銃は、ドイツラインメタル社が開発したMG15 7.92 mm機関銃を、日本陸軍ライセンス生産したものである。
固定機銃型は復座用ばねの量産の目処が立たず放棄されたが、旋回機銃用は銃手による手動排莢が可能なために量産化された。昭和15年に仮採用された。
後に放熱構造を簡略化し、口径を7.7 mmに変更した乙型が開発された。それに伴い従来の7.92 mm型は甲型と呼ばれた。
初期生産型ではMG15と同じサドル型ドラムマガジンが採用された。
空薬莢は下側から排莢される。
九九式双発軽爆撃機一〇〇式重爆撃機一〇〇式司令部偵察機二式複座戦闘機「屠龍」などに装備された。
使用弾薬である7.92 mm×57 モーゼル弾は、当初ドイツからの輸入に頼っていた。後にこれらのドイツ製弾薬をコピーし、一式実包として制式化している。
弾薬が主力の機関銃と互換性が無く不便なことと(この問題は乙型で解消)、構造が複雑なために生産性が悪かったことから、生産数はわずか数百挺と、多くはない。
日本海軍でも同様にMG15を国産化した7.92 mm口径の一式旋回機銃を採用している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「九八式旋回機関銃」の詳細全文を読む



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