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九十九髪茄子[つくもなす] 九十九髪茄子(つくもなす)は、室町幕府の三代将軍足利義満が所有した唐物茶入。その後、戦国時代の武将松永久秀に渡り、現在は東京の静嘉堂文庫美術館に保存されている。松永茄子、九十九髪、九十九茄子、作物茄子、付藻茄子などとも呼ばれている。また天下三茄子の一つに入り、その中でも最も高い評価を得ている。 == 由来 == 『伊勢物語』には、「百年(ももとせ)に一とせ足らぬ九十九髪 我を恋ふらし俤(おもかげ)にみゆ」と記録されている。なぜ、「九十九」という文字を当てるのかというと、「つくも」(=「つつも」の訛り)は、ものの満ち足らないことを言い、百に一満たないから「九十九」と書く。ちなみに「白」の字は「百」から一を減らしたものであるから、九十九髪と書けば白髪という意味になる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九十九髪茄子」の詳細全文を読む
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