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九天玄女[きゅうてんげんにょ]
九天玄女(きゅうてんげんにょ、または単に玄女、俗称:九天玄女娘娘)は、中国神話の女神であり、道教における女仙である。 == 概要 == 戦術と兵法を司る女神で、「天書」を掌るようになった。西王母の副官役として英雄たちの守護神〔真野隆也 『タオの神々』 新紀元社、1996、51頁〕。「九重天上九天瓊台」を居所とした。道教では旧暦2月15日を九天玄女の誕生日として祝っている。 元々の玄女は、人首鳥身の姿をした女神で、黄帝に兵法を教えたと伝えられている。中国において古くは「玄素の道」で、玄女と素女の二人を指す。黄帝は、玄女と素女から房中術(性技)をさずかったとされている〔池内輝雄/成瀬哲生 露伴随筆『潮待ち草』を読む 岩波書店、2002、57頁〕。メソポタミア神話の性愛と戦争を司る女神イナンナ、イシュタルなどと起源を同じくする女神と考えられている。 また、1047年の中国の小説『三遂平妖伝』の改作において、聖姑姑から九天玄女へ変更されたという説がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九天玄女」の詳細全文を読む
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