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ココストア (''Cocostore'') は、日本のコンビニエンスストアチェーン。現在は株式会社ファミリーマートが運営している。 ==概説== シンボルマークはピンク色の下地に「Coco!」と印された、夜間は一際目を引くデザインである。また、正式なサインでは「Convenience&Comfort ココストア」と併記されている。 セブン-イレブンより先に1号店をオープンさせた、現存する中では最古のコンビニエンスストアチェーン(但し、どの社がコンビニ日本1号店であるかについてはいくつかの見解に分かれる)。ソニーの創業者盛田昭夫の実家「盛田」の関連企業グループであるMICS(旧LICK)グループの一社であった。 第一号店として1971年7月11日に開店したのは、愛知県春日井市岩成台9丁目2-14にあるココストア藤山台店(ココストア直営店)で、ここが日本のコンビニエンスストア発祥の地として碑が入り口右側に設置されている。以前はコマーシャル撮影などでいろいろな有名人が店を訪れたこともある。 電子マネーへの対応は他のコンビニエンスストアに比べ遅れていたが2015年3月より順次POSを更新し現在では中部・関西・中国・九州エリアの全店舗で、iD、WAON、楽天Edy、交通系電子マネー(Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA)、QUICPayと全ての国際ブランドのクレジットカード(au WALLETやJCBプリペイドカード(コメリアクアカード、おさいふPontaカードなど。JCBプレモカードは除く。)、VISAプリペイドカード(ソフトバンクカード、ココカラクラブカード、えんてつポイント&ブリペイドカードなど)といった国際ブランドのプリペイドカードも含む。)が利用可能である。(ハウスカードなどは利用不可。)東北・関東・沖縄の店舗でも順次導入を進めており対応している店舗もある。(石垣市内は全店舗利用可能である。)なお更新前の店舗でもiD、WAON、各種クレジットカード(沖縄は楽天Edyも)は利用可能である。(WAONのチャージはイオン銀行ATM設置店以外は不可。沖縄の未更新店舗は楽天Edyのチャージは不可。)なおPiTaPaについては電子マネー機能の相互利用を行っていないため利用出来ない。新POS設置店ではWAON、楽天Edy、交通系電子マネーは現金チャージにも対応している。その他にココストアイーストの店舗(東北、関東(静岡は除く)、沖縄)ではカスミ商品券の利用も可能である。なおクオカードは利用出来ない。 ファミリーマートに改装次第全店舗で上記の電子マネー及びTマネーでの支払い、現金チャージ、クオカード利用、Tポイントの加算、利用に対応することになる。(大阪府及び和歌山県の店舗はPiTaPaにも対応する。) かつて名古屋の直系店舗ではポイントカードサービスを行っていたが2014年12月31日で加算も利用も終了したため2015年1月1日以降は全てのポイントがカード記載の有効期限(最長2015年12月31日)に関係なく無効となった。そのほか、再編後の全エリアを対象に、弁当・おにぎり・ホットスナックを店内で調理して販売する「ココ・デ・クック」を一部店舗で実施している。 地盤の東海地方でもサークルKサンクスをはじめとする大手コンビニチェーンとの競争に敗れ、完全撤退もしくは実質撤退状態になった地域が多い。茨城県、愛知県、岐阜県、大分県、熊本県、沖縄県以外の地域では各府県内に1 - 数店舗程度しか所在していない。2015年3月現在、北海道地方、北東北地方、甲信越地方、北陸地方、四国地方のそれぞれ全道県と滋賀県、京都府、奈良県、兵庫県、鳥取県、山口県には店舗がない。 なお、同じ愛知県発祥のCoCo壱番屋とは関係はない。 2015年10月1日、ファミリーマートが130億円程度で、ココストアの株主であった盛田エンタプライズから全株式を取得して完全子会社とした〔「ファミマ、ココストア全店を切り替えへ ローソンに迫る」『朝日新聞デジタル』2015年9月9日〕。また同12月1日付でファミリーマートはココストアを吸収合併し、法人としてのココストアは解散した。これによってファミリーマートは、ココストアの不採算店の閉鎖を進め、16年9月までに全店をファミリーマートに転換する計画と報じられている。2016年4月1日にはココストアのコンビニ約250店とココストアリテールの約150店はミツウロコグループに売却され、ファミリーマートに切り替えられるのは約400店とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ココストア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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