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九州電力キューデンヴォルテクス(Kyuden Voltex)は、九州電力が運営するラグビーチームである。 2007年、日本国内のラグビーリーグの最高峰、ジャパンラグビートップリーグに昇格。東邦電力、九州配電の時代から続く九州ラグビーの草分け的存在であり、全国レベルでも九州の古豪として知られる。練習グラウンドは九電香椎競技場。 現在、選手の外国人以外ほとんどが九州出身であり、地域密着の姿勢を示している。 == チーム沿革 == 九州配電時代には、解散した配炭公団の主力選手を補強、本支店・営業所のラグビー部を統合し、強豪となる。1951年5月1日、九州配電が九州電力となり、ラグビー部もまた「九州電力ラグビー部」となる。 1953年、全国社会人大会初出場を果たす。以来最後の大会となった2002年度までに28回出場・優勝1回を誇る。 トップリーグ発足後は九州ラグビー界レベルアップのため、昇格を目標として戦力を強化したが、最初は厚い壁に阻まれていた。 2003-04シーズンには、トップキュウシュウ準優勝ながらプレーオフでコカ・コーラウエストジャパンを下し、トップリーグチャレンジ1に進出。しかし3位で入れ替え戦に回り、近鉄ライナーズに敗れトップリーグ昇格はならなかった。 以降は福岡サニックスブルース、コカ・コーラウエストジャパンとトップキュウシュウの上位争いを展開していたが、2005年には福岡サニックス、2006年にはコカ・コーラウエストが次々と昇格。 ライバルがいなくなった2006-07シーズンにトップキュウシュウを危なげなく制したあと、トップリーグチャレンジ1で三菱重工相模原、近鉄を連破し、ついに念願のトップリーグ昇格が決定した。2007年2月3日には、ラグビー日本選手権の1回戦で僅差ながら早稲田大学を破り、社会人・トップリーグチームとしての面目を保った。 2007-08シーズンは、負け越したものの、入れ替え戦に回ることなく残留を決め、さらに、反則数が最も少ないフェアプレーチーム賞を受けた。2009-10シーズンは最下位(14位)に終わり、自動降格となったが、2012-13シーズンで、3年ぶりトップリーグに復帰。しかし、2013-14シーズンは、最下位(16位)に終わり、再び自動降格となった。その後、トップリーグ入れ替え戦ではコカ・コーラに2年連続で敗退している。 昇格にあたり社内公募で愛称を決定した。「キューデン」は九州電力の略称で、「ヴォルテクス(Voltex)」は「電圧」「感情の激しさ、熱狂」という意味の「Voltage」と「技術、技能」の「Technique」の造語である。 また、マスコットは「キューデンヴォル太くん」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九州電力キューデンヴォルテクス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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