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九条葱[くじょうねぎ] 九条葱(くじょうねぎ、九条ねぎ、九条ネギとも)は、日本の青ネギ(葉ネギ)の一種。もともとは難波に自生していたネギが原種と言われ、後に京都に伝わって、古くから品種改良が施され、伝統的に生産され続けている京野菜のひとつである。関西で「ネギ」と言うと、九条ネギを含め青ネギを指す事が多い。 京都市南区九条地区が主産地であったことからその名がついたが、現在の主な産地は京都府内においては 八幡市都々城(JA京都やましろ)、京都市淀・久世(JA京都中央)、南丹市八木、京丹後市久美浜(JA京都)など〔九条ねぎの京野菜料理簡単レシピ | エーコープ京都 〕。昨今のラーメン人気の影響で作付面積が増えてきており、2013年度の京都府内の作付面積は約200ヘクタールと、2008年度から27%増加している〔ラーメン人気で九条ねぎ生産増 京都・久御山(2014年10月1日付 京都新聞) 〕。 ==特徴== 九条葱には浅黄種(細葱)、黒種(太葱)の2種類がある。浅黄種は淡緑色で細長く、根から葉が分岐するまでの間が短く、分けつが多い。早生種で耐暑性があり、夏から初秋にかけて出荷される。黒種は葉身部が直径2センチ、長さが1メートル程度に成長し、葉色は濃緑色である。根から葉が分岐するまでの間は長く、分けつはほとんどしない。耐寒性があり、周年栽培できる。いわゆる「九条葱」として有名なのはこの黒種の方である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九条葱」の詳細全文を読む
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