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乳首[ちくび, ちちくび]
乳首(ちくび)は、哺乳類が有する、胴部に左右の対をなしている小さな突起状の器官で、乳頭ともいう。あるいは乳児のために、それに似せて作ったもの(おしゃぶり)。以下では前者について記す。 == 機能 == 哺乳類のおっぱいに存在する乳液の出口である。授乳期には子どもが咥えて、吸うことで母乳を摂取する。乳首はオス・メスに分化する前の胎児の段階で作られてしまうため、オスにも存在することが多いが多くはあまり大きくならずに終わる。女性ホルモンの影響が大きいと女性の様に発達する(女性化乳房症)。 乳汁は垂れ流しではなく、乳首や乳房を搾ったり、乳首を吸うことではじめて出てくる。子供は乳首を吸うことで乳汁を得る。一方、食用に家畜から乳汁を得る場合は乳首を搾って得る。 思春期前は男女とも乳首の大きさが小さい。女性は思春期に入ると同時に乳房が発達し始めると共に、乳首も膨らみ始め男性より乳首の大きさが増す(男性でも女性化乳房発症時は女性並みに膨らむ場合がある)。女性はこの時点で思春期に入ったことに気づきやすく〔「思春期早発症」とは (武田薬品工業)〕、初経の1年以上前でノーブラの場合は胸ポチが生じたり、乳首が衣服とこすれて疼痛や痒みが生じる場合がある〔ワコール人間科学研究所|ジュニアのからだの変化|ワコール 〕〔10歳。娘と「胸」について話し始めるタイミング 今どきの高学年女子、ノーブラで運動会は、発育・防犯面からNG! - 2015年2月19日-日経DUAL〕。乳頭径は乳房の成長Tannerの分類で第2段階までは3-4mmであるが、第3段階以降では4-9mmとなる〔思春期の発現・大山建司 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乳首」の詳細全文を読む
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