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亀の尾[かめのお]
亀の尾(かめのお)は、明治時代に山形県の篤農家・阿部亀治により育成された日本のイネ品種。一般的には「亀の尾」の表記であるが、原表記は「亀ノ尾」である。よって、この記事では原品種を指すときは「亀ノ尾」、その子孫一般を指すときには「亀の尾」と表記する。 == 系統と概要 == 亀ノ尾の子孫品種〔農業・食品産業技術総合研究機構 - 亀の尾4号を親にした品種一覧 〕として、子品種陸羽132号(陸羽20号 x 亀の尾4号)、孫品種農林1号(森多早生〔 「森田早生」との表記もあるが、誤記由来である。参照:森多早生を親にした品種一覧 〕 x 陸羽132号)、曾孫品種コシヒカリ(農林22号 x 農林1号)〔品種情報:越南17号 〕、曾孫・玄孫品種ササニシキ(ハツニシキ x ササシグレ)〔品種情報:東北78号 〕など多数がある。食味が優れる品種であり、コシヒカリやササニシキは、亀ノ尾からその良食味を引き継いでいると考えられている。 また、酒造適正米としても用いられ、酒造好適米に分類される五百万石〔品種情報:交系290号 〕・たかね錦〔品種情報:信交190号 〕・若水〔品種情報:愛知51号 〕・亀粋などの子孫品種がある〔酒造好適米について 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「亀の尾」の詳細全文を読む
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