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予備品証明 : ウィキペディア日本語版
予備品証明[よびひんしょうめい]
予備品証明(よびひんしょうめい)とは、航空法第17条および規則第27条で定めるエンジン・プロペラやその他の航空機の安全性を確保する為の重要な装備品について、部品単独の状態で国土交通大臣(航空機検査官)が検査し、その耐空性を認める証明書である。
通称"予証"と呼ばれており、その検査合格証は、その色から"青タグ"と呼ばれる。予備品証明対象部品は、航空法、施行規則またはサーキュラーNo.1-004第Ⅳ部「型式承認対象部品」にも詳細に定めているものの、実際は各航空会社がそれぞれ航空局と相談し、それぞれの航空機について予備品証明対象部品を明確にしている。
== 概要 ==
対象となる装備品が耐空性の基準に適合すると認めた場合には国土交通大臣(航空機検査官)から予備品検査合格票が交付される。また航空機に装備されている装備品を交換する場合、予備品証明を受けた装備品を用いて行う交換作業は小修理又は軽微な修理として有資格整備士の確認検査で良いのだが、予備品証明を受けない装備品を用いて行う交換作業は大修理となり、修理改造検査として国土交通大臣(航空機検査官)の検査が必要になる。有効期限は無いが、予備品証明を受けた装備品を、耐空証明を取得した航空機に装備した場合と大修理または改造(小改造・大改造)した場合には、その装備品の予備品証明は効力を失う(失効)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「予備品証明」の詳細全文を読む



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