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予想紙[よそうし]
予想紙(よそうし)とは公営競技(競馬・競輪・競艇・オートレース)の競走(レース)を予想するために必要な情報を記載している専門紙であり、競技名の後に新聞という名をつけて「○○新聞」などとも呼ばれている。大都市周辺では専門紙の出版社が、地方ではその競走場に所属する予想屋がそれぞれ発行している場合が多い。 紙面には出走選手や出走機体の過去成績などの詳細な情報が記載されており、公営競技場やコンビニエンスストアなどで500円程度で購入できる。 なおスポーツ新聞各紙にも公営競技の予想欄があり、発行される地域の公営競技の情報が載せられている。またGP・G1(競輪)、SG(競艇)などの全国発売レースではスポーツ新聞でもかなり詳しく掲載されることがある。こちらを利用する人々も多い。 == 予想印 == 予想印は各競走対象(馬・選手)への評価を記号化したもの。これは日本独特のもので、1924年(大正13年)に関西の競馬を予想の対象として発行した「中島高級競馬號」(現在は「中島競馬號」の名称で高知競馬場にて発行している)が採用したものであるとされている。評価の段階は大まかに分けて本命・対抗・単穴・連下の4つに分かれているが、その記号は各競技および各予想紙間で統一されてはいない。おおむね関東圏では「◎→○→▲→△」、関西圏では「◎→○→▲→△→×」が評価順となっている。この他に注目される競走対象として「注」の字を用いる新聞もある。また、初心者に勘違いが多いが「印=人気」ではない。用いられる印の形から予想印を「ダンゴ」、予想印を打つことを「ダンゴを打つ」ということもある。またこの手法を転用して、他のスポーツ競技や選挙などの事前予想で用いられることも多い。 専門予想紙では通常、複数の予想者(4-15人程度)が各競走対象を評価する。スポーツ新聞では中央競馬は6-10人程度で評価しているが、他の公営競技については1人で評価している場合が多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「予想紙」の詳細全文を読む
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