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予測子修正子法 : ウィキペディア日本語版
予測子修正子法[よそくししゅうせいしほう]
予測子修正子法(よそくししゅうせいしほう、)とは、常微分方程式の初期値問題に対する数値解法の一つである。
多段法に分類され、予測子によって近似計算を行い、修正子によりその近似値を修正する方法が一般的。
== 概要 ==

常微分方程式の初期値問題は以下である。
: \dfrac=f(t,u)
: u(t_0) = u_0
この厳密解は以下の積分方程式を満足する。
u(t_)-u(t_)=\int_^f(t,u(t))dt
ここで、右辺の積分区間を単にきざみの一単位hにとった公式を一般にアダムス型公式という。
v_-v_=\int_^g_p(t)dt
被積分関数g_(t)p個の標本点において値f_=f(t_,v_)をとるラグランジュ補間公式であって、たかだかp-1次の多項式である。
標本点としてt_, t_, \cdots, t_をとったときこれをp次のアダムス・バシュフォース公式といい、標本点としてt_, t_, \cdots, t_, t_をとったときp次のアダムス・ムルトン公式という。
前者はv_, \cdots, v_から直接v_の値を計算できるのでこれを陽公式という。
対して、後者はv_の値を計算するのにv_自身の値を必要とする形式をとっており、このような公式を陰公式という。
陰公式では、その形から考えられるように、未知数v_は反復法によって求めうる場合がある。
陽公式によってv_の値を近似的に計算し、陰公式でその近似値を修正するというアルゴリズムがしばしば採用される。
このとき、陽公式のほうを予測子(predictor)、対応する陰公式のほうを修正子(correcter)と呼び、その解法を予測子修正子法という。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「予測子修正子法」の詳細全文を読む



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