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二つ玉低気圧[ふたつだまていきあつ]
二つ玉低気圧(ふたつだまていきあつ)は、2つの低気圧が日本海と日本の南岸を挟むように通過するものである。初冬や晩冬によく発生する。各地で雨や雪となるが、日本海低気圧による暖気の影響で気温が上がるため、ほとんど雨主体の天候となる。また、大気の状態が不安定になり、強風や激しい雷雨になることもある。東の海上で低気圧が1つにまとまり、爆弾低気圧化することもある。低気圧が抜けた後は冬型の気圧配置へと変わる。 == 現象 == 低気圧が日本海と太平洋を通過するため、広範囲に荒天をもたらす。また、低気圧と低気圧の間は擬似晴天となり、一時的に晴天となるが、すぐに再び悪天候に変わる。とくに登山者は、擬似晴天によって、油断をしてしまい、遭難などの被害に遭うこともあるため、注意が必要である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二つ玉低気圧」の詳細全文を読む
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