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二上洋一 : ウィキペディア日本語版
二上洋一[ふたがみ ひろかず]
二上 洋一(ふたがみ ひろかず、1937年5月1日〔『日本ミステリー事典』(権田萬治 新保博久 監修、新潮社、2000年)p276〕 - 2009年1月16日二上洋一氏死去 〕)は、日本のミステリ評論家、少年小説研究家。本名、倉持功。別名、千葉健児、金田一郎、根岸洋〔探偵作家・雑誌・団体・賞名事典「二上洋一」 2013年9月21日閲覧〕。
茨城県生まれ。早稲田大学卒業。在学中はワセダミステリクラブに所属。学生時代から『宝石』誌上に「高木彬光論」などの推理小説論を発表〔。1961年、ミステリ誌『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』の短編コンテストにて「古事記殺人事件」が最終選考に残る〔。1962年権田萬治島崎博らと『みすてりい』を創刊〔。
少女漫画の編集に携わる傍ら、70年代後半には『幻影城』の月評執筆者および幻影城新人賞の予選委員としても活動した。ミステリ評論のみならず、少年小説研究家でもあり、1978年に評論集『少年小説の系譜』で日本児童文学学会奨励賞を受賞〔。
==著書==

*『少年小説の系譜』幻影城評論研究叢書 1978
*『少女まんがの系譜』ぺんぎん書房 2005

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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