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感応精神病[かんおうせいしんびょう]
感応精神病、またはフォリアドゥ (仏:Folie à deux、フランス語で二人狂い)とは、精神障害の妄想性障害 の一つ。 == 概要 == 一人の妄想がもう一人に感染し、複数人で同じ妄想を共有することが特徴である〔。 同一の妄想を二人以上で共有する場合は''folie à trois''(三人狂い)、''folie à quatre''(四人狂い)、''folie en famille''(家族狂い)、''folie à plusieurs'' (多人数狂い)などとフランス語では呼ばれるが、英語または日本語では何人であっても「フォリアドゥ」と呼ばれる。精神医学における最新の分類では共有精神病性障害(DSM-IV、297.3)または誘導妄想性障害(ICD-10、F.24)の名称が使用されるが、一般的な文献では旧来の「フォリアドゥ」の名称が使用される。最初の症例は19世紀にフランスの精神科医 チャールズ・ラゼーグ(Charles Lasègue)とジャン=ピエール・ファルレ(Jean-Pierre Falret)によって報告されたため、かつては「ラゼーグ・ファルレ症候群」(Lasegue-Falret syndrome)とも呼ばれた〔。 日本では1904年に森田療法で知られる森田正馬が土佐のとある山村における犬神憑きの感染について報告した「精神病の感染」が初出。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「感応精神病」の詳細全文を読む
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