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二元化合物[にげんかごうぶつ] 二元化合物(にげんかごうぶつ、)とは、全く異なる2種類の元素を含む化合物である。共有結合性二元化合物には、水 (H2O)、一酸化炭素 (CO)、六フッ化硫黄 (SF6) などがある。イオン結合性二元化合物には、塩化カルシウム (CaCl2)、フッ化ナトリウム (NaF)、酸化マグネシウム (MgO) などがある。 == 二元酸 == 水素の二元化合物には、水素原子が一般的にはハロゲンと結合した二元酸 () がある。これらはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、アスタチンなどを含む。ハロゲンの他には硫黄、セレン、テルル、ポロニウム、ヒ素などがある。 二元酸が無水物であれば、水素と結合している元素名の語幹を「〜化」に変え、その後ろに「水素」をつけて呼ぶ(例:硫化水素 (H2S)、臭化水素 (HBr))。 二元酸の水溶液は、二元酸の名称の後に「酸」をつけて呼ぶ(例:フッ化水素酸、ヨウ化水素酸)。ただし、「塩化水素酸」は一般に「塩酸」と呼ばれる。 酸素、窒素、リンが水素と二元酸を作らないことは注目すべき点である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二元化合物」の詳細全文を読む
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