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二六新報 : ウィキペディア日本語版
二六新報[にろくしんぽう]
二六新報(にろくしんぽう)は、かつて日本で発行されていた日刊新聞明治時代から昭和時代にかけて発行。
== 概要 ==

1893年秋山定輔が中心となって創刊。しかし早々に資金難に陥り1895年に休刊に追い込まれる。スポンサーを確保し、1900年に復刊するものの、長期連載の形で企業や個人を攻撃する記事、時には政府を指弾する記事を掲載したことから、しばしば発行禁止処分を受けた。こうした編集姿勢からいわゆる「一流紙」扱いされることは少なく、同時代の萬朝報と並んで代表的な「大衆紙」として扱われた。新たな読者層の開拓を目指して、幾度か「東京二六新報」、「世界新聞」などに紙名変更を行うが、いずれも失敗し、元の「二六新報」へ紙名を戻している。社長や編集者などには、当時の日本を代表する錚々たる知識人が並ぶが、社内での勢力争いや、部数の売り上げの低迷などが重なり、昭和時代に入ると時期に応じて編集方針に違いが目立ち始める。それでもなお発行は続けられたが、1940年9月に新聞の戦時統制が行われ廃刊となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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