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東京渡辺銀行[とうきょうわたなべぎんこう] 東京渡辺銀行(とうきょうわたなべぎんこう)は、かつて日本に存在した銀行。昭和金融恐慌により経営が破綻した。 == 概要 == 1877年(明治10年)に第二十七国立銀行として設立され、1904年(明治37年)に二十七銀行と改称。この時、資本金額を30万円から100万円に増資。 1920年(大正9年)2月の好況期に行名を東京渡辺銀行と改称し、500万円に増資した。 だが、余りの放漫経営が続いたことから、関東大震災後には極端に経営が悪化。辛くも資金繰りに成功したが、1927年(昭和2年)3月14日に第52回帝國議会で大蔵大臣片岡直温が「東京渡辺銀行がとうとう破綻を致しました」と失言〔大阪毎日新聞 1927.3.15(昭和2)〕。これを口実に銀行は休業を決断する。姉妹行の「あかぢ貯蓄銀行」(1913年(大正2年)に福岡から移転、改称した、元 豊岡貯蓄銀行)も同時に閉鎖し、経営破綻した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京渡辺銀行」の詳細全文を読む
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