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二反長音蔵 : ウィキペディア日本語版
二反長音蔵[にたんちょう おとぞう]
二反長 音蔵(にたんちょう おとぞう、1875年明治8年)7月1日 - 1951年昭和26年)8月7日)は日本の農業技術者・製薬業者
== 来歴 ==
大阪府三島郡福井村(現在の茨木市)の出身。旧姓は川端。1928年(昭和3年)頃より、台湾総督府の命令により、福井村でケシの試作をはじめる。昭和戦前期に星製薬創業者である星一(小説家星新一の父)と組み、阿片の日本国内生産に尽力した。ケシの栽培技術と品種の改良(モルヒネ含有量が従来より多い三島種を開発)を行い、日本国内はもとより満州朝鮮内蒙古などの植民地占領地でその普及に努めるとともに阿片販売にも携わった(これらの地域での阿片生産・密売は軍部の収入源となっていた)。このため「日本の阿片王」と称された。著作に「ケシ栽培及阿片製造法」がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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