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二口林道[ふたくちりんどう]
二口林道(ふたくちりんどう)は、奥羽山脈の二口峠を越えて山形県山形市大字山寺()と宮城県仙台市太白区秋保町大字馬場()とを結ぶ林道である〔(山形県 2010年5月11日現在)〕。総延長19.0キロメートル(山形県側:9.0km、宮城県側:10.0km)〔、最高点の標高は934メートル。 江戸時代からの街道を引継ぎ、自動車通行可能な道路としては1973年に開設になった。かつては宮城・山形県道の一部区間であったが、県境付近が林道に降格になり、宮城県道・山形県道62号仙台山寺線に挟まれた状態になっている。 == 概要 == 当林道は蔵王国定公園や宮城県立自然公園二口渓谷を貫き、沿道には二口番所跡や奇岩「磐司岩」などがある。また、当林道の前後の県道仙台山形線沿いの仙台市側には秋保大滝や秋保温泉、山形市側には立石寺(山寺)があり、両観光地を結ぶ最短路となっている。 宮城県の県庁所在地の仙台市と山形県の県庁所在地の山形市とは市境を接している。両市をつなぐ道路には北の国道48号(関山街道・作並街道)、真ん中の二口林道、南の国道286号(笹谷街道およびそれに並行する山形自動車道)の三つのルートがある。このうち両市内のみを通過して結ぶのはこの二口林道のみである。 マイクロバスを含む大型自動車通行禁止の規制区間であり〔、冬期通行止めが実施される。山形県側は舗装部分が多いものの、宮城県側は未舗装で九十九折区間が多い危険な道路である。幅員4.0m-7.0m〔であり、車のすれ違いを待避所で行う必要がある区間がある〔。2011年10月現在には工事のため峠の東(宮城県)側が終日車両通行禁止である〔宮城県林業振興課「二口林道の一般車両の通行規制についてのお知らせ 」、2011年4月28日更新。2011年10月閲覧。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二口林道」の詳細全文を読む
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