翻訳と辞書
Words near each other
・ 二君
・ 二君に仕えず
・ 二和
・ 二和加
・ 二和向台駅
・ 二和小学校
・ 二和川
・ 二和村
・ 二和東
・ 二和西
二品
・ 二唇形
・ 二唐正和
・ 二四〇九階の彼女
・ 二四六九士
・ 二四諸国
・ 二回
・ 二回り違いのラヴソング
・ 二回三出
・ 二回三出複葉


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

二品 : ウィキペディア日本語版
品位 (位階)[ほんい]

品位(ほんい)とは、日本律令制において定められていた親王内親王位階のことをいう。奈良時代から江戸時代にかけて存在した。
「品位」は、中国の王朝における分類法(九品)に由来する。中国では位階を一品以下九品までに分類し、これを正位と従位にわけていた。この品位は朝鮮の歴代王朝でも用いられ、特に新羅以降については骨品制という独自の位階制が存在した。
しかし、日本の律令制では、臣下の位は「位」で分類し、これとは別体系の親王・内親王の位階に「品」(ほん)を用いた。品位には一品から四品があり、正位と従位にわけない。品位に叙せられていない親王は「無品」(むぼん、むほん)と称した。なお、諸王は臣下と同じ位階体系において、正一位から従五位までに叙せられた。
品位を授けられた親王は、品位に応じて品田が支給され、品封封戸)を賜る〔歴史民俗用語辞典、及び、安田政彦「八・九世紀の一品叙位」(初出:『日本歴史』第575号(1996年4月)・所収:「一品親王」(加筆・改題)『平安時代皇親の研究』(吉川弘文館、1998年)〕 〔拾芥抄にも記述あり、国立国会図書館デジタルコレクション(拾芥抄)参照。 〕。
明治時代以降は親王の品位および諸王の位階は廃止され、皇族には勲等功級のみが授与されることとなった。
==脚注==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「品位 (位階)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.