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二宮 ひかる(にのみや ひかる、女性、1967年1月26日 - )は、日本の漫画家。福岡県太宰府市出身〔〕。宮崎大学農学部卒業、専攻は洋ラン研究。農業改良普及員の資格を持つ。二宮ひかるという名前はペンネーム〔ハネムーンサラダ第1巻あとがきにて記載〕。 == 経歴 == 高校時代に同人活動をしており、大学在学中は熱気球部に所属した。漫画を本格的に描き出したのは26歳からで、福岡のコンピューターソフト会社勤務を経て、1994年に『ヤングアニマル』(白泉社)掲載の『あそぼゼ』でデビューした(ちなみに、親には漫画家ということを隠し続けているという)。 主に『ヤングアニマル』誌で活躍し、その後、『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)、『月刊アフタヌーン』(講談社)、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)、『アワーズプラス』(少年画報社)、『楽園 Le Paradis』(白泉社)、『週刊漫画TIMES』(芳文社)と掲載誌を移す。 ヤングアニマル誌連載時代にはアニメ監督の庵野秀明との対談も行っている〔ヤングアニマル1997年8/22号、9/12号「庵野秀明×二宮ひかるの対談」〕。 作品はほとんどが恋愛に関するものである。女性から見た恋愛観と男性から見た恋愛観の相違を上手くストーリーに組み込む筆致は独特の味がある。情事の描写も多いが、日常の中の一コマとして描かれることが多い。また自身が福岡出身であることから、登場人物が福岡(九州)出身、及び在住という設定が多々見受けられる。 代表作は『ナイーヴ』と『ハネムーンサラダ』。両作品とも『ヤングアニマル』にて連載されていた。社会人同士の恋愛と、男女の微妙な心境変化をテーマとしている。また、『ハネムーンサラダ』の主人公の中学時代を描いた作品とみられる『ベイビーリーフ』が『ヤングキングアワーズ』に掲載された。短編も多数執筆し、いくつか短編集が発売されている。 『ハネムーンサラダ』までは社会人をメインに据えた作品が多かったが、それ以降は学生を主役に据えた作品の比重が増えている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二宮ひかる」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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