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二恩寺 : ウィキペディア日本語版
真宗大谷派高須別院二恩寺[しんしゅうおおたにはたかすべついんにおんじ]

真宗大谷派高須別院二恩寺(しんしゅうおおたにはたかすべついんにおんじ)は、岐阜県海津市にある真宗大谷派寺院である。同派の別院。通称は、「高須御坊」、「ご坊さん」、「助命壇」。助命壇は、この地域が洪水になるとこの二恩寺に避難し、命が助かったことから。
二恩とは、「仏恩」「世恩」を受けて成就したことを意味する。
== 沿革 ==
嘉永3年(1850年)、高須藩藩主松平義建より海津郡高須村に寺地を寄進され、桑名別院伊勢国桑名〔伊勢国桑名…現在の三重県桑名市〕)の掛所として建立する。境内地を拡張し堂宇を整備する。寺号を「二恩寺」と称される。
明治11年(1878年)6月、桑名別院から独立し「真宗大谷派 高須別院二恩寺」となる。
明治24年(1891年)10月28日、濃尾地震で建物は倒壊する。
明治29年(1896年)、木曽三川の大洪水で再建中の堂宇・資材に被害を受ける。
大正8年(1919年)、堂宇再建に再着手する。
大正15年(1926年)、堂宇を再建する。
昭和34年(1959年)9月24日、伊勢湾台風により、建物の損傷を受ける。
昭和35年(1960年)4月、損傷を修復する。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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