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二次空気導入装置 : ウィキペディア日本語版
二次空気導入装置[にじくうきどうにゅうそうち]
二次空気導入装置(にじくうきどうにゅうそうち)とは、ガソリンエンジンを搭載した自動車などで排気ガスに含まれる未燃焼炭化水素の完全燃焼させる装置である。日本では二次空気噴射装置(にじくうきふんしゃそうち)や二次空気供給装置(にじくうききょうきゅうそうち)と呼ばれる場合があり、国土交通省環境省の技術区分上は、エアポンプなどによって強制的に空気を送る方式を二次空気噴射装置(AI)、リードバルブなどの受動的な供給方式を二次空気供給装置(AS)として分類している〔自動車の燃費性能に関する公表 - 公表項目について 〕〔大気環境保全技術研修マニュアル - 第7章 大気汚染防止技術 - 7.11 自動車対策 - 環境省 持続可能な開発に向けた国際環境協力〕。英語圏ではスモッグポンプ()やエアインジェクション()と呼ばれる場合もある。
== 概要 ==
二次空気導入装置は外気を取り込んで排気管内に送り、排気に含まれる有害成分である炭化水素を酸素と反応させて取り除く装置で、自動車に課された排ガス規制の強化とともに導入され、発達した。
1966年にアメリカで実用化された二次空気導入装置は、排気ポート付近やエキゾーストマニホールドなど、燃焼室に近い位置に空気を噴射する構造で、排気管内で排ガス中に含まれる未燃焼の炭化水素を再燃焼させた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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