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二次電池 : ウィキペディア日本語版
二次電池[にじでんち]
二次電池(にじでんち)は蓄電池(ちくでんち)、充電式電池ともいい、充電を行うことにより電気を蓄えて電池として使用できる様になり、繰り返し使用することが出来る電池化学電池)のことである。
== 概要 ==
近年、関連業界および一般流通分野では、「充電式電池」を簡略化して充電池(じゅうでんち)と呼ぶようになってきており、製品名としても見られる。なお、電気工学における学術用語としては「二次電池」「蓄電池」が正式名称である。日本で従来、車両(主に自動車)に用いられてきた鉛蓄電池を「バッテリー」と呼んできたため、単にバッテリー (battery) といえば、通常は蓄電池をさすことが多い。
二次電池のなかには、その電気を使用しなくても、時間と共に蓄えた電気が徐々に失われる自然放電が大きい種類も存在し、長期保存後に使用するには、失われた容量を回復させる為の充電(補充電)を行わなければならない場合もある。自然放電の大小は二次電池の種類や保存状態などによって異なる。
化学電池では充電、放電をするためには、金属が酸化還元するイオン化傾向を利用して酸化還元電位を発生させる。(鉛蓄電池の場合、鉛の電極を、希硫酸でつなぐと電力と水が発生し、電位がさがる)
電極をつなぐ物質を電解質という。通常は酸化還元作用のある液体が使われる。さらに、固体の電解質で、正負両極をつなぐことで、安定・安全な電池が作れると、研究されている。
新原理の半導体二次電池では、エネルギー準位に電子を捕獲し充電を行う。全固体の二次電池であり電解液、電解質自体が不要である。(化学電池ではなく物理電池に属する)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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